今回はこんな悩みにお答えします。
こんな人におすすめの内容
- ハッシュタグの使い方について知りたい
- ハッシュタグを使うとバズるのか知りたい
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このブログでわかること
- ハッシュタグの正しい使い方
- ハッシュタグを使うとバズるのか
こんにちは。TikTokコンサルのKEIです。ハッシュタグとバズるの関係性について知りたい人も多いと思います。
そんな方たちのために、今回は「【TikTok】「ハッシュタグを使えばバズる」は嘘!?。|ティックトック動画を徹底調査した結果を発表」というテーマでお話します。
今回の記事を執筆するにあたり、国内トップTikToker(フォロワー数上位600名)たちがこれまでに投稿した21万動画をすべて調査し統計をとってみました。
その統計データをもとに、詳しく説明していきます。
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「TikTokでハッシュタグを使えばバズる」は嘘です。
いきなり本題に入りますが、TikTokでハッシュタグを使いすぎるのは効果的ではないです。
今回の調査では有名トップTikTokerたちが投稿している21万以上の動画データを利用して、1動画あたりのハッシュタグの個数によって再生回数は変化するのか、ということを調査してみました。
早速ですが下のグラフを見てください。
横軸がタグの個数を表しており、縦軸が動画の平均再生回数を表しています。
この結果を見て一目瞭然であることが分かると思いますが、一つの動画に付けるタグの個数が多くなればなるほど、再生回数が少なくなっているのが分かると思います。
ハッシュタグが多いと再生回数が減少するのはなぜ?
上記のグラフを見て、「なぜハッシュタグを多く付けると再生回数が減少するのか」と疑問に思ったかもしれません。
そんな方のために、ハッシュタグの性質について少し説明をしておきます。
ハッシュタグを付けることによって、そのハッシュタグに興味関心がある人に優先的に動画が表示されるようになります。
例えば、よくトレンドに載っている「TikTokレシピ」のハッシュタグをつけてレシピ動画を投稿したとします。
すると、この動画は、頻繁にレシピ動画を見ているユーザーやいいね!やコメントなどのエンゲージメントしているユーザーにあなたの動画が表示されやすくなります。
一方でハッシュタグを全くつけなかった場合は、その動画に情報が添えられていないためTikTokユーザー全員をターゲットにして、あなたの動画が配信されます。
つまり、ハッシュタグを付けないと、動画を見せる対象が広がるに対して、逆にハッシュタグを付けると動画を見せる対象が狭くなるわけです。
では、ハッシュタグを複数付けた場合はどのようになるのか、説明していきます。
ハッシュタグを「TikTokレシピ」と「カップルの日常」の2つを付けてレシピ動画を投稿したとします。
すると、レシピに興味があるユーザーとカップルの日常の両方に興味があるユーザーに優先的に表示されるようになります。
つまり、「カップルの日常」のハッシュタグが増えたことによって、表示されるユーザーが狭まることになります。
このように、ハッシュタグを増やせば増やすほど、どんどん表示されるユーザーの数が狭まっていくため、結果的に再生回数が減っていくことになります。
バズるためにはハッシュタグは乱用すべきではない
せっかく時間をかけて作った動画なのだから、できるだけ再生回数を増やして、あわよくばバズらせたいですよね。
しかし、上述したようにハッシュタグを付けすぎると限定的なユーザーにしか動画が表示されなくなってしまうので、バズらせる観点でいうとハッシュタグは無闇に多用すべきではないと思います。
では、バズらせることを考えたときに、どのようにハッシュタグを使用すべきか、説明します。
どんなユーザーに動画を見てほしいのか考えてハッシュタグを選択する
動画コンテンツを作成する前に、しっかりと誰に見てほしい動画なのかをイメージしておくことが大事です。
例えば、「老若男女、誰が見てもこの動画の面白さが分かる」というコンテンツであれば、特にハッシュタグを付ける必要はないです。
しかし、逆にレシピ動画を投稿する予定なのであれば、普段からレシピ動画に興味をもっている人にだけ動画を見てもらった方が、
そもそも料理に興味がない人に配信されない分、エンゲージメント率が高くなるため、
「TikTokレシピ」などのハッシュタグを1つ使用すれば十分です。
このように、できるだけ使用するハッシュタグを必要最低限に留めるようにし、
無駄に配信される対象を絞りこんでしまって全然再生回数が増えないというような結果にならないようにしましょう。
海外ユーザーをターゲットにしている場合はハッシュタグを付けた方がよい
フォロワー数を多く獲得するための戦略の1つに、海外のフォロワーを積極的に獲得するという考え方があります。
しかし、何も対策もせずただ動画を投稿しただけでは、海外ユーザーに動画を見れもらえません。
それは、TikTokアプリの設定が日本語設定になっているため、投稿された動画は優先的に日本語設定にしている日本人に配信されるためです。
なので、基本的には、日本語を母国語としていない外国人ユーザーにも動画を配信したい場合は、英語ハッシュタグを付けて投稿すると外国人にも動画を見てもらいやすくなります。
少し具体例を挙げて説明します。
例えば、あなたが毛筆アートなど日本文化に関するコンテンツを配信する場合、アプリの言語設定が日本語になっている場合は、特にハッシュタグを付けずに投稿すると、日本人ユーザーにしかリーチされません。
しかし、書道を意味する「#calligraph」などのハッシュタグを付けるだけで書道や日本文化に興味のある外国人にもリーチされるようになるため再生回数が大幅に伸び外国人からのエンゲージメントもたくさん得られるようになります。
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まとめ
ハッシュタグとバズるの関係性について興味のある方向けに、今回は「【TikTok】「ハッシュタグを使えばバズる」は嘘!?。|ティックトック動画を徹底調査した結果を発表」というテーマでお話しましたが、いかがだったでしょうか?
あまり「ハッシュタグ」と「バズる」の関係を示したデータは多くはないと思うので、みなさんの参考になると嬉しいです。
今回の調査で示したとおり、無闇にハッシュタグを乱用することは、配信されるユーザーを限定的にしてまうのでおすすめしません。
なので、自分の動画を本当にみてもらいたいターゲット層を明確にした上でハッシュタグを選択することを心がけるようにしましょう!