今回はこんな悩みにお答えします。
こんな人におすすめの内容
- アカウントのデータの分析をしたい方
- リーチできた視聴者の意味を知りたい方
このブログでわかること
- リーチできた視聴者の意味
- リーチできた視聴者数から動画のフル視聴回数を割り出す
- リーチできた視聴者数と動画のフル視聴者数から分かること
こんにちは。TikTokコンサルのKEIです。今回は主に「TikTokを始めたばかりの方」向けに分析画面で表示されている「【TikTok】リーチできた視聴者とは??実は「動画のフル視聴率」が超重要」というテーマでお話します。
TikTokをはじめたばかりの方にとっては、「TikTokでできることが多すぎて何をどうしたらいいか分からない」と感じたことはありませんか?
自分も初めてアプリを開いたときに、アイコンが多いな〜と驚きました。さらに、TikTokの場合は、アイコンをタップした先にもたくさんの設定項目などが表示されますし、当然、TikTokは動画配信プラットフォームなので動画加工のためのエフェクトや音楽を付けたりと動画編集を行うための機能も搭載されているので、他のSNSよりもゴチャゴチャしている印象がありますよね。
TikTokは多機能故に、1度にはすべて使用法について開設は難しいため、今回は主に「TikTokで投稿した動画を分析したい方」向けに分析画面で表示される「【TikTok】リーチできた視聴者とは??」についてお話します。
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リーチできた視聴者とは??
TikTokで動画を投稿したあと、その動画が何人にみてもらったのか確認したいですよね。
TikTokのインサイト画面で表示されている「リーチした視聴者」という項目を確認することで、あなたが投稿した動画の拡散され具合を調べることができます。
そもそも「リーチ」とはどういう意味なのか、あまり馴染みのない方もいると思うので言葉の意味から説明します。
「リーチした」とはよくマーケティング業界で使用されるフレーズです。
以下はマクロミル社の引用になります。
リーチとは、直訳すると「広がり」、「届く距離・範囲」の意味を指すが、デジタルマーケティングにおいては「インターネット広告(Web広告)の到達率」のことを指す。その広告に接触した人数、もしくは、全体における割合をあらわす指標である。ある特定の期間内にその広告を目にしたユーザーの人数(割合)回数をあらわし、広告接触の“広さ”示すのに用いられる。
引用:リーチとは(https://www.macromill.com/research-words/reach.html)
要するに、「リーチした」とは接触した人数や回数のことを指します。
つまり、TikTokのインサイト画面で表示される「リーチした視聴者」とは、投稿したあなたの動画に接触した人数を意味します。
ただ、これはあくまで動画に接触した人数であって視聴された回数とは異なります。
「リーチした視聴者」には、最後まで動画を見てくれた人数だけでも一瞬でもあなたの動画が表示された人数も含まれています。
「リーチできた視聴者」からフル視聴者数を調べる方法
TikTokのインサイト画面には、リーチできた視聴者の人数は表示されていても、動画をフル視聴した人数についてはデフォルトだと表示されていません。そのため、簡単な計算で実際の人数を割り出す必要があります。
ということで、動画のフル視聴者数を算出する方法について紹介します。
まず「動画をフル視聴」という項目にある数字を確認してください。
こちらの動画の場合、「動画をフル視聴」が24.9%となっています。
この数字に先ほどの「リーチできた視聴者数」を掛ければ、フル視聴した人数を割り出すことができます。
動画をフル視聴した人数=リーチした視聴者数(人)✕ 動画をフル視聴した割合(%)
つまり、この場合は、218人 ✕ 24.9%で約54人がこの動画をフルで視聴したということになります。
「動画のフル視聴者率」はとても重要
先ほど、リーチできた視聴者数から、動画のフル視聴者数を割り出しましたが、「動画のフル視聴」に書かれたパーセンテージを見ただけで、だいたい何人くらいが完全視聴しているか、イメージできる方はいちいち毎回計算しなくても良いと思いますが、ここでは「リーチできた視聴者の数」と同じくらい実際に「フル視聴した数」も重要ということをお伝えしておきます。
仮に、リーチできた視聴者数が1000人だったとします。そして、動画のフル視聴率が10%だったとします。
つまり、動画のフル視聴者数は100人ということになります。
1000人中100人しか最後まで見られてない動画ってどう思いますか??
当然、1000人中100人よりも1000人中500人が見てくれた動画の方が価値が大きいですよね。
要するに、「動画のフル視聴率」が高ければ高いほどエンゲージメント率(いいね数やコメント数、シェア数)が高くなりやすいということです。
見る側の立場になって考えてもらえたら分かると思いますが、最後まで見なかった動画に対して「いいね」や「コメント」しないですよね??
このことから分かるように、動画を投稿したら単純に「リーチできた視聴者数」が伸びているからといって一喜一憂してはいけません。
投稿した動画の分析をするときは、「リーチできた視聴者数」を確認するのと同時に「動画のフル視聴率」も確認することが重要です。
もし動画のフル視聴率が低かったら、最後まで動画を見てもらえなかった要因を追求し、その改善点を含めた上で新しい動画を企画するというPDCAサイクルで回していくことが重要です。
このPDCAサイクルを上手く回すことができれば、必ず動画あたりのフル視聴率もアップしエンゲージメント率も高くなって、バズる可能性も高かまります。
まとめ
今回は主に「TikTokを始めたばかりの方」向けに分析画面で表示されている「【TikTok】リーチできた視聴者とは??実は「動画のフル視聴率」が超重要」というテーマでお話しました。
いかがだったでしょうか?
「リーチできた視聴者」という表示の意味を理解することができたた方は、一緒に「動画のフル視聴」に記載されているパーセンテージを確認するようにしましょう。
今回紹介したように、動画のフル視聴率をアップすることができれば、エンゲージメントも高まり、バズるための近道になります。
ぜひ、動画を作る際は、視聴者に最後まで見てもらえるようなコンテンツを企画することを心がけてみてください。