みなさんは「禁断」という言葉を目にしたときにどんな行動をとりましたか？おそらく立ち止まって、見るかどうか考えたはずです。
これがカリギュラ効果です。人間は「ダメ！」と言われると、なぜか「やりたくなる」生き物です。カリギュラ効果はそんな人間の本能的な性質を利用した心理効果です。
今回はカリギュラ効果を利用して、動画の視聴時間を伸ばす方法をご紹介していきます。
カリギュラ効果とは？
のことをいいます。カリギュラ効果の具体例としては、浦島太郎があります。浦島太郎は「絶対に開けてはいけない」と言われた箱を開けてしまいますよね。このような経験はみなさんにもあるのではないでしょうか？人間は「ダメ！」と禁止・制限を加えられると、自然とその逆をしたくなる生き物なのです。
カリギュラ効果はなぜ起こるのか？
カリギュラ効果が起こることには明確な理由があります。人は本来自由であることが当たり前です。禁止・制限をかけられることにより、自由出ないことに対してのストレスを感じる状態に陥ります。これがカリギュラ効果が働いている状態です。カリギュラ効果の状態下では、人間の心は本来あるべき自由な状態に戻ろうとする心理効果が働きます。故に、禁止・制限をかけられると、逆にその行為をしたくなってしまうわけです。
カリギュラ効果で視聴時間を伸ばす方法
それでは、カリギュラ効果で動画の視聴時間を伸ばす方法を紹介していきます。カリギュラ効果で視聴時間を１秒伸ばすだけでも、１５秒の動画にとっては６％の視聴時間の増加につながります。この視聴時間の伸びが「フォロワーの増加」や「バズる可能性の上昇」などのメリットにつながります。それでは、カリギュラ効果で視聴時間を伸ばす方法をどうぞ！
軽い禁止・制限をかける
まずは動画の冒頭部分で「軽い禁止・制限」をしましょう！ユーザーは流れるようにおすすめをみながら、１秒ほどの間で「見るかどうか」を判断しています。つまり、最初の１秒で「どのように軽い禁止・制限をかけるか？」が非常に重要になります。どう頑張っても１秒では「音声」で禁止・制限を加えることができません。ひと目でわかるようにテキストで禁止・制限をかけましょう。
ポイント
- 悪用厳禁
- 閲覧禁止
- 絶対に行ってはいけない〇〇など
禁止・制限をかけた理由を説明する
ユーザーへの禁止・制限をかけた直後に「なぜ制限をかけたのか？」その理由を説明しましょう。理由を説明しないと、ユーザーの意識はいつまでたっても「なんでダメなの？」というところに向かいがちになってしまいます。禁止後は、禁止した理由を説明して本題にユーザーの意識が向かうような仕組みを取り入れましょう。
カリギュラ効果を利用する際の注意点
全ての人に効果があるわけでない
カリギュラ効果は全ての人に効果があるわけではありません。あなたの動画コンテンツの内容次第ではフォロワーに効果が薄いだけでなく、逆効果の可能性もあります。例えば、カリギュラ効果は一般的なマーケティング戦略としてよく利用されます。つまり、マス向けの心理効果です。自立心の高いフォロワーがメインターゲットのようなTikTokerには逆効果となり、視聴時間の低下につながる可能性があります。自分のターゲットとするフォロワーの属性を考慮して、有効活用してください。
禁止・制限が強すぎると、逆効果
カリギュラ効果を狙いすぎるあまりに、禁止・制限があまりに強すぎると、悪い印象を与えて逆効果となる可能性があります。カリギュラ効果においては、「ダメなのはわかってるけど、ちょっとだけ・・・」と言った適度な制限がポイントになります。TikTokでの動画制作の中でその点に意識して有効活用してみてください
禁止・制限をかけた理由を説明しないと、逆効果
禁止・制限をかけた後は、その理由をしっかりと説明して、ユーザーの意識を禁止・制限から離れるようにしましょう。理由を説明しないと、ユーザーの意識は「なんでダメなの？」という疑問に言ってしまって本題に集中できなくなってしまう可能性があります。みなさんも疑問を抱いた瞬間に目の前のことに集中できないって経験があるのではないでしょうか？しっかりと理由を説明して本来ユーザーに集中して欲しい内容に誘導してあげましょう。
まとめ
【禁断のTikTok心理学】カリギュラ効果で視聴時間を伸ばす方法はいかがだったでしょうか？心理学を利用したちょっとした工夫をあなたの動画に取り入れることによって、視聴時間を簡単に伸ばすことができます。視聴時間が伸びると、フォロワーの獲得やバズる可能性が上がります。是非あなたの動画投稿にも心理学を応用してみてください
TikTok完全攻略ガイドでは、TikTokで利用できる心理学のまとめ記事を他にも用意しています。「知識」が全てではありませんが、「知っている」事は最強です。「知ってる」だけで凡人が天才にだって勝ててしまいます。ライバルTikTokerに負けたくない人は他のブログも読んでみてください。
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