前回の記事では、留学中にボスキャリに参加して内定率をアップさせる方法について紹介しました。
本記事は、ボスキャリを考えている学生の参考になるように、2014年に経験したボスキャリについて書きたいと思います。
ボスキャリ参加当時のスペックとエントリーした企業の一例
僕がボスキャリに参加したのは、2014年11月です。
念のため、参考になるかわかりませんが、
当日の僕のバックグランドについても書いておきます。
・中堅私立大学卒 理系
・東京大学大学院 理系
・オーストラリアの大学 在学
実際に面接を受けた主な企業、以下の通りです。
【金融】
M銀行(グローバル総合職)
N林中央銀行
M証券
【インフラ】
O阪ガス
T部電力
【その他】4社程
このうち内定をいただいたのは4社でした。
ボスキャリで内定をいただいていたおかげで、帰国後の就活は、精神的に相当気が楽でした。
結局、ボスキャリでの内定は全て辞退し、帰国後の就活で内定をいただいた某IT企業に就職しました。
ボスキャリは限界突破の連続。スケジュール管理と事前準備が結果を左右する。
ボスキャリ本番は、3日間(金・土・日)ありますが、
正直、日曜日は、多くの企業ブースが撤退し、閑散としています。
なので、ほとんどの面接は、金曜日と土曜日の2日間に行われます。
さらに、ボスキャリでは「1次面接→2次面接→最終面接→内定」となることが
多いので、1社あたり最大3回の面接があります。
つまり、何が言いたのかと言うと、ボスキャリは最初の2日間が勝負です。
僕の場合、4社から内定をいただいたので、12回の面接、
さらに、それに加え、途中辞退と落選も結構あったので、
2日間で15回程度の面接をしました。
また、詳しくは後述しますが、金曜日と土曜日の夜は、ボスキャリ名物のディナーイベントがあります。
このディナーに呼ばれて参加すると、ホテルに帰る時間が深夜になるので、もうヘトヘトです。
僕は両日共にディナーに参加しましたので、正直、この3日間は、相当体力的にきつかったです。
ボスキャリが始まると、事前に予約の入っている面接をこなことで精一杯なので面接準備をしている時間は全くありません。
3日目は、内定をいただいた企業に、内定通知書と採用担当者へ挨拶行っただけでしたので、午前中で終わりました。
僕は、志望度の低い企業で面接練習をしたかったので、かなり面接を詰め込んでしまった方です。
やはり体力的にきつくなってくると大事な面接で致命的なミスもし兼ねませんので、要領よく面接のスケジュールを組んだ方がいいでしょう。
おすすめは、事前面接予約は7社程度で、そのうち踏み台とする面接は2社で十分だと思います。
ウォークイン制度とは
ボスキャリには、ウォークインという制度があります。
ボスキャリは、先述したようなハードさ故に、就活生が面接を途中辞退する場合が結構あります。
そのため、企業側は、その空いた面接枠を埋めるために、当日のエントリーを受け付けている場合があります。
これがウォークイン制度です。ウォークインは、ES落ちして事前に面接予約が取れなかった人が、同じ企業にアプローチできる敗者復活戦でもあります。
なので、もし志望度高の企業にES落ちしたからと言って諦めるのはまだ早いです。
当日、開場と同時に目的の企業ブースへ全力疾走し、ESを提出することができれば面接を受けれる可能性も十分あります。
そのためには、事前に渾身のESを作成しておく必要がありますね。また、ボスキャリでの採用枠は限りがあるので、志望度が高い企業の面接は、初日に入れるのが鉄則です。